April 4, 2025
何日か雨続きだったのが晴れるという天気予報になってたので、午後から半休をとって上野へ。今ちょうど桜の時期なので皆桜の方に吸い寄せられて美術館の方は空いてる、というのを狙って。

上野公園の桜。清水観音堂の秋色桜(しゅうしきざくら)。

上野公園の桜2。「さくら通り」の桜の木には提灯がさがっていて、その下はブルーシートのお花見宴会態勢。
不忍口から公園の入口まで平日だというのにもうすでにすごい人で、公園の中に入るとさらに祭…。桜の木には提灯がさげられ、桜の下にブルーシートを敷いて宴会準備してるやら宴会してるやら、通りは真ん中で区切られてそれぞれ左側歩行にきっちり分けられて密に人々が歩いてるので、気付かずうっかり右側に入ってしまって出るにも出られずものすごく邪魔な人になってしまったり… 混雑をどうにか抜けて都美術館へ。12時に会社を出てまっすぐ来たのでまだ時間が早くて混んでるかも?と思ったんだけど、それほどでもなかった。
で、ミロ展。良かった、とにかく良かった、すごく良かった!! ぱっと見ラフに描いてるようでいて、現物を見るとまったく雑さが無くとても丁寧で洗練されていて緻密に計算されてると感じる絵で、自分の中のひとつの理想系だった。 且つ、ゾーンに入ってないと描けないような夢の中のような筆づかいの濃淡とか、ともかくまあエロいとか、良い…本当に良かった。今までちゃんと見たことなかったけど、最高だったよ、ミロ。

Joan Miró 「にぎやかな風景」(1970)

Joan Miró 「花火 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」(1974)
ミロ展があまりにも良すぎて、いつもは図録くらいしか買わないのにキーリングとかお皿とかエコバッグとかまで買っちゃった。。 ※ ていうか、お皿、ミロとは直接関係なくて、単にミロにまつわるスペインということでミロ展のグッズコーナーで売ってたRegás(レガス)のテラコッタ皿。ちょうどオーブン用の耐熱皿が欲しかったので、オーブン調理に使うだけのつもりで(ココットの大きいのくらいのつもりで)1つしか買わなかったんだけど、やっぱり2〜3買っておけばよかったと帰ってから若干後悔( ¯ ω¯)

上野公園の桜3。都美術館を出てJR上野駅の方に向かう途中にあるラジオ体操ひろばの近くの桜の木。
都美術館を出たのは2時頃で、まだ時間も早かったので西洋美術館にも寄って帰ろうかと思ったんだけど、こちらは入り口のあたりに長蛇の列が出来てて混んでそうなので諦め、家の近くでドーナツを買って帰る。
とても良い半休だった。

ミロ展 図録より「モンロッチの瓦工場」(1918)

ミロ展 図録より「バラ色の雪に落ちた一滴の水」(1968)、「ふたつの惑星に追われる髪」(1968)、と、この2点の準備素描3点(1966)